人間がSexでオーガズムに達する過程に五感が果たす役割が大きい。
味覚 触覚 臭覚 聴覚 視覚 である。
これが複合されて精神を絶頂に導く。いわゆる、イクのである…。中心的役割を触覚が果たすことは学術的に実証されている。95%の人間(男女問わず)は触覚を必要要素とするが 5%の人間は触覚を必要としない。
私が今、貴子に施している治療は次へ進まざるを得ない段階に入った。
「貴子、第一段階でオナニーをする貴子を診た」
「はい」と貴子頷く
「オナニーでの触覚効果を測らせてもらった。貴子がSexでオーガズムを得るために触覚は必要としない事が判った。貴子の膣内の分泌液は快感時に分泌される成分ではない。バイブに付着した分泌液からも明らかだ」
「五感の内、触覚は除いて残りの四感をテストしていこう。従って私が貴子への触診はない。但し患者である貴子から私に対しての要望希望感じたことは全てを意思表示すること。いいね?」
「はい」と貴子。
「それと…治療の方向性は見えた。この部屋には私と貴子二人しか居ない。男と女、しかも裸だ。従って関係も医者と患者ではなく二つ違いの同窓生でいい。物言いもな」
「はい。…先輩!」と言って貴子は笑顔を見せた
「よーし、じゃ条件を合わせてスクラッチだ」
私はバスローブを脱いで貴子と同じ素っ裸になった。一瞬、貴子は私を見て顔を赤らめた。
「ところで貴子、私は絵かきを始めたんだ。貴子を描かせて貰う。スケッチだよ」貴子はキョトンとした顔で私をみた。
「さあ脚を下ろして…」先程二人のソファの間に挟んで並べたサイコロ状の補助椅子を跨いで脚を下ろすように指示した。
そしてファイルと色鉛筆セットを持って貴子の対面のソファに私もサイコロ椅子を跨いで腰を下ろした。互いに同じポーズで、左右のひざ頭が向き合う格好である。
貴子の陰部の正面である
「素敵な貴子の顔を描く程まだ腕は上げてない。貴子の陰部を描かせて貰うね、出来るだけ拡げて見せてね。貴子は私を見て…目をそらさないで」
私は貴子が陰部を見せる、見られることで視覚を、淫らな言葉を聴くことで聴覚をそれぞれ調べるつもりだ。
「ダメだ、さあ腰を浮かせて!」ベットから枕を持って来て貴子が卑猥に浮かせた腰に敷き込んだ
正面に見える貴子の陰部は高く掲げられ可憐な菊花のように息づくアナルまで見えて淫らだ。