私はハッと我に帰った。
何分?…30分?…一瞬かも知れない。
ミナミさんがお尻の方で「うわ、奥さん凄い、ビチョビチョ…」とか言ったのは覚えている。
左手でまだ硬いミナミさんの性器を握ったまま…俯している…鼻先にミナミさんの陰毛の感触がある…陰毛はびっしょり濡れている…ん?…私の口元も…よだれ?…私のよだれだー。大きく脚を開いたまま、体重をミナミさんに乗せたまま気を失っていたんだ…失神?…
ゆっくりと脚を回してミナミさんの体から降りる
「みて奥さん、これ」
バナナを私に見せる。
バナナはまだ皮はムケテはなかったがぐにゃぐにゃな感じである。
そして、みるとバナナに練乳みたいな白い粘液がぐちゃっと付着している
「これ全部奥さんのオマンコから出たんですよ〜最後は凄かったです。イッたんですね。絨毯も〜濡れて…」
イッた?…イクってあのことか…失神するような
「ごめんなさい。私判らなかった。重かったでしょ」というとミナミさんは「そんなことないです。大丈夫ですか?」と気を使ってくれる。
恥ずかしいのと申し訳なさと…私は立ち上がってサイドボードの中からティシュの箱を取り出してミナミさんに渡した。
体がまだぴくピック、ピック痙攣が止まらない。
…ふと静かになった画面に目をやると男の上に重なり合って女がキスをしている。レロレロと舌で戯れたり、長い舌を出し入れして吸い合っている。私はもう理性なんか無くしてのめり込んでいた画面の通りにしなくてはならない役者のようにミナミさんを押し倒して強引に自分からキスをした
画面の通りにした。
夫ともしたことのないキスを他の男とした。
男の舌を吸った。男の中に舌を入れた。
ミナミさんも一緒だ。
…男の上に乗った女が腰を浮かせて男の性器に手を添えて自分の陰部に宛がって静かに腰を沈める
ずぶっと入っていく。やがてクイッ、クイッと前後に腰を使いだしたから私もその通りにした。
ミナミさんの性器は硬かった。その通りにしないと悪いのだ。約束なのだ義務なのだ。
次は?、次は?…画面が気になって仕方ない。
画面の通りにした。
男の上で女がグルっとまわって…男にお尻を向けて又腰を使っている。
その通りに私もした。
お尻の穴が見えている。私もその通りにした。ミナミさんに見えるようにした。