私はベットで、顎を引いて勃起した自分の性器を見ている、いや真知子の動きを見ている。真知子は私の骨盤辺りを両手で掴み、勃起した私の淫茎を的確に淫汁でジュクジュクに濡れた秘唇にくわえている…腰を上下に動かす度にビラビラした両の秘唇が膣の中へ外へとめくれるのが見える。私の淫茎の付け根に濃いヨーグルト状に濁った白い淫汁が付着している。真知子のビラビラは異常に縦長で厚い感じだ。興奮度が高まり、真知子の秘唇は、勃起した男と同じ状態かも知れない。岸田今日子の唇を連想させる。卑猥だ…更に淫靡なのは裸の男女のSexなのに抱き合うでもなく今、私と真知子の接触点は、左右の骨盤、そして二人の性器…この三点だけだ。真知子は感触の全てを淫汁にまみれた陰唇に集中するかのように踵すら私に触れてはいない。不思議な感覚である。意識を散らそうと「真知子さん」と言って壁を指差した。
壁の鏡でも真知子が腰を使っている。真知子はじっと目を反らせずに、形をチェックくするかのように見つめ腰を使い続けた。やがてその動きが速まる。ギッチャ、ギッチャという微かな音が聞こえる……真知子はトロンとした目で私を見つめて、「あぁ、すごい、あぁ・、気持ちい、あぁ、凄く、硬い、、いぃ、凄い、硬い、いぃ」私を凝視したまま壊れたレコーダのように同じフレーズを繰り返した……(あなたはどうなの?)と問い掛けるように。…疲れたのか、だんだん真知子は私に重なって来た。私はバトンを受けた錯覚に落ちた。真知子の尻を強く抱き突き上げた。突き上げた。真知子の腰の動きは上下運動からクイッ、クイッと反る動きに変わった。
「イキソ…イキソ…イキソ…いきそぅ…」と言いながら真知子の躯から力が抜けて行った。…私はゆっくりと真知子の陰唇から勃起した性器を抜いて真知子の横に並んで寝た。…真知子は私が果てたかどうか確かめるかのように私の性器を握った
やがて反転すると私の淫茎をくわえて、自分が流した汚れた淫汁を舐めとるように…吸った。私が無言で真知子の足首を引っ張ると、真知子は理解して私の顔を跨いだ。互いに相手の陰部を綺麗に綺麗に舐め合った。真知子はクリトリスから膣口まで舐めてというように腰を動かしたが私が首を伸ばしてアナルまで舐めると「あっ、あっ」とそこを強く私に押し付けて来る。…段々と理性を捨てて行く真知子の姿に堕ちていく人妻の貪欲さを感じた。