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輪廻  2009-05-17投稿
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海浦高校 第1学年 古谷 真華


前日、この高校に転校してきたばかりだ。
余り、友達も出来ていない…。
いつも通り窓側に居ると

「おーい」

後ろに振り向くと、一人の男子が話しかけて来たのだ。

名前は、 神原 和也

同じクラスで良く話しかけてくる変わり者だ。

『何?』
「いや、暇だったから」

何で、アタシ何かに話しかけて来るんだろうか。

『そなの?』
「あのさ、友達居ないんなら、俺がなってやろうか?いつも、お前一人だしさ」


暫く、考えた…

『ありがとう、宜しくね』
彼は、にっこりと笑い「決まり」
と、言った…。


これが、始まりだった。

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