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夜の特別診療室(終)

涼太  2009-05-21投稿
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俺は聡美を烈しく抱いたフローリングの固い床の上に敷かれた薄いフトンで…抱いた。さっきまで他の男の男根をくわえていた聡美の唇を吸った。
俺が綺麗に舐める。舐めて清める。くわえたお前は悪くない。悪いのは俺だ。舐めさせてくれ、汚らわしいあの男に汚された唇を!…二度三度と床を転げて入れ代わり、愛しあった。聡美は夕べよりも激しく……どれくらい経っただろう…二人だけだと思って、同時に果てて…まだ離れずに聡美の秘芯がヒクヒクと俺のペニスを締め付ける余韻を楽しんでいた…1メートルも離れていない隣で裸の男女が、しどけない様子で寝ている……俺は醒めた。

仰向けに寝た男。女が男の胸に左手で抱きつき、左脚は男に乗せられ、ひざ頭がペニスを隠している。…眠っている。女の尻を覗くと赤く微かに開いた膣口から白濁色のザーメンが流れ出してフトンまで濡らしている。

そうだ。
あの時、聡美からサインがあったのだ。
男の性器の愛撫役の聡美と決めていたキーワード
微かな変化があった時
【鈴虫】
勃起の兆候があった時
【コオロギ】
性交可能な勃起ある時
【クツワムシ】…………
聡美が叫んだ言葉の意味
「セン・セクツ・ワム・シ」の意味を理解するのに要した時間… 0,4秒
おれのペニスを握り自分の汚れた穴に当てて腰を沈めようとしていたこの女を腹の上から跳ね退けたのだ…思い出したぞ
そして聡美が脚を開いて、両腕を差し延べている中に飛び込んだのだ。
聡美が痛い程、背中を抱きしめてくれたのだ……
だから、女が垂れ流しているこのザーメンは男のだ…勃起して…女の中に男が射精したのだ…終わったのだ……俺は眠ったように横たわる聡美を抱えてベットに運んだ。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
翌日、聡美の発案で夫婦をBMWでホテルまで迎えに行き、支払いを済ませ空港まで送った。
車中四人。助手席に俺。
「先生、ありがとうございました。自信みたいなものが湧いて今朝も…」
と男。女が顔を赤らめたかは見えなかった。
「それは…よかった」俺
「センセ、お土産は明太子で宜しいですね」聡美
赤く並べられた2本の明太子が卑猥な連想を呼ぶ
「だね、先生お好きだから…赤く太った物を」俺
下手なパイロットに風向きを知らせる鯉のぼりが今日も腰を使って泳いでいる。
おわり

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