優は燃えるような目で私を見る。「あの日、先生と。…私あの時バージンでした。 先生に抱かれた時、痛くもなく、むしろ気持ちよくて…忘れられなくて。あれから他の男性に抱かれても…ダメなんです。気持ちが、精神が刺激されないのです。
富士山から見た光景も、
シャガールブルーも
聞こえて来る言葉も…他の男性からゾクゾクする感じは伝わって来ない。
先生の声を聞くだけで
顔を見るだけで、見つめるだけで、恥ずかしいけど下着が濡れるんです」優は私を洗脳するかのように静かに話続ける。優の気持ちは伝わって来る
私は敢えて、言ってみる
「優、今日はお前の先生ではない。兄と妹だ。」
「だから、だからです。恩師を誘うことなど出来ません。義兄さんだから
姉から奪うんです。
誘うんです。」
「誘ってみろよ義兄を。大胆に、ふしだらに、晶婦のように…」
「…教えて、下さい。大胆・ふしだら・晶婦を…何でも…します」
「どこの世界に義兄が妹をラブホテルに連れ込んで、SEXの手ほどきする奴がいる?自分で考えろ」
暗い部屋でも、はっきりと見える涙が優の頬をつたう。
「…だから。ラブホテルに…来て…裸になって…私、どうすればいい?虐めないで下さい。教えてくれれば…何でも…晶婦を知りません…」
涙を拭こうともせず優は泣きじゃくる。
「優。立ってみろ。立ってバスタオルを外して見せろ」
優はゆっくり立ち上がると私の前でバスタオルを外した。上に反った乳房が見える。目は閉じて…
「目を開けろ、誰を誘う?誘う相手の目を見つめろ、片脚をテーブルに乗せろ…どこに誘うか、指で開いてハッキリとみせろ…国際試合で審査委員に訴えるように見せろ……晶婦はそうする」
優は既に覚悟を決めているのが判った。
優は私の目前に秘口を晒した。そこは妖しく濡れて光って見えた。
「優、解った。…俺は妻の妹を犯す、優は義兄を姉から奪う…割り切ろう。あのブルーのようにいつでも思い出せるSEXにしよう。無駄にはしない。…そして得たいことは言葉にしろ、私は勝つのだ、私はトップに立つ、私は世界一、念じなければ実現しない。私は奪う、私はイク。私は失神する…イメージしろ」
私はある目的を持って優に言った。妻、愛に対する思いを込めて。