優は神経を擦り減らしてぐったりと横たわる。
目隠しの上から解いた髪が数本、顔にへばり付き色っぽい。長い口づけの後、…私は労りの気持ちで乳房を愛撫した。
優はしどけなく、脚を投げ出している。眠るなら眠れ、疲れただろう。そっとしておくことにした
私はそっとベットを降りてビールを取り出しソファに座って海を見ていた。プルトップを抜く音で気付いたのか、
「義兄さん…私にも…下さい…」優の声がした。私は一口、口に含み優に口移しで飲ませる。優は何度でも甘そうに飲んだ
「ビールって…美味しい…ですね…フ、フ、フ」
「まだ飲むかい?……もう目隠し、外せよ」
「いえ…もう。…まだだめ…目隠しって…いいわ。…見えないだけ…感覚が…研ぎ澄まされて…全てを…感じる…」
「女座頭市だな…やられそうだな」「義兄さん…エッチな音…させるんだもん…二倍感じる…わ。気持ちも…二倍二倍…フ、フ、フ…」「なあんだ。余裕だな、その嫌らしい笑いは…」「私…イッたと…思う…何度も。…確か」
「うん、大きな声出してた。…多分、フロントから電話かかるよ…静かにって」 フ、フ、フと笑う。
「人生観…変わる。…私のコーチなら…良かった…のに」「ラグビーじゃあるまいし…それに今頃死んでる…腹上死で…」フフ、フ…「でもな、共通して言えることはある。優は現役の時代、さっきのように、『さあ、見て。これが私。他の誰よりも上手いでしょ。誰よりも綺麗でしょ、何処からでも、見て』って観客や審査委員に訴えたかい?最高のパフォーマンスをしたかい?…敵との闘いじゃないんだ…最高の自分を表現することなんだ。後は神に委ねる。…今、それを生徒に教えてる」
優の笑い声はなかった。じっと聞いている。
「だからホームランを打った外人選手はガッツポーズはしない。天を指差して神からのご褒美に感謝する。泣いたりしない。勝って、負けて涙を流すのは日本人だけだ。それを優が教える事が出来れば間違いなく世界一の名コーチだ」無言の優…
「何とか言えよ優。…優のここから分泌したこの愛液のように、優から滲み出て観客や審査委員の心に染み込むのさ…以上本日の講義、終わりっ」優の秘唇から滲むそれは糸を引くように粘る。。私は優の乳首を舌を回転させながら舐めた。勃起に時間はかからない。
「義兄さん…私に教えて…もっと。…イカせて…何度も…私、何すれば…いい?」