(腕の中で優はまだ醒めない)…私は19才の夏の思い出に浸り続ける…
二人の女が見守る中でKと私は三人目の女とSEXをした。
私は数時間前、童貞を捨てたばかりであり、女を抱く要領など解る筈はない。同級生ではあるがKの命令に従うばかりだ。
今でもであるが、Kは私が豪傑と認める唯一人の人間である。お前には敵わないとKは私に言うが
…とにかく豪放だった。
私が女の頭を股間に挟み両腕に太腿を乗せ、乳房を揉む。Kは女の両脚を開く(今で言うマングリ返しだ)。
Kの頭で私には見えないが、クリトリスを舐め、右手の肘がゆっくり、激しく変化をつけて動くのが見えた。
女は、はばかることなく喘ぎ声をあげる…
ああ、ああ……と。
「あっボク…ツネッて…いいから乳首…強く強くぅ…ボク…入り口…入り口…入り口の…上…違う…天井…を…こする…擦って〜い、い、いー」
私は要領も判らず真剣に抓った記憶がある。
「もういい、も、もういい、早く、早くぅ…入れて〜来て、来て、いい」
私より背は高い巨漢のKはいとも簡単に女の脚を膝に乗せ赤黒い陰部に勃起したモノを挿入して腰を使い始める。丸太のようなKの膝に架さ上げされた挿入個所は私の目の前にモロに曝されていた。私も完全に勃起を取り戻していた。
女のヨガり声に刺激されたか見ていた女二人も手を出して来る。
別室でKとSEXした女は私のペニスを摩り、私とした女はヨガル女のクリトリスを弄び…出入りするKのペニスを凝視していた。間もなく女は、断末魔の声を上げて失神した。ヒックン、ヒックン… 腰だけは間隔を空けて突き上げる…ちょうど今の優だ。 二人の女は
「あああ、イッちゃったわ。ボクたち凄いわね」 失神した女には無頓着だ
「いいのよ…フトン掛けて暖かくしとけば…いいの…今度は私たち…」
私たちは女を替えて、とことん、SEXをしたのだ。失神していた女がいつの間にか、座卓の前でコーヒーをすすっていた。
この状況も大学の二、三年生の先輩の耳に入ったのは間違いない。
明日、会うKは今、ラグビー協会の筆頭理事だ。
だから優のこともそれほど心配しなかったのだ。
19才の経験が役だった。
まもなくして腕の中で優のうごめくような気配がした。