私は、『人妻専科』のチョイ悪を自認している。
若いOLや女子大生、20代の若い娘には何の魅力も感じない。
いかに容姿端麗、眉目秀麗であってもだ!
更に言えば、雑誌をにぎわすモデル系のガリガリに痩せた長い脚。逆にAV雑誌の体型バランスを 壊す乳牛のような巨乳、どちらも嫌悪感を感じる
テレビの「大食い競争」以上かも知れない。
「人づま」という立場と「奥さん」と呼ぶ響きが男の心を揺するのだ。
それには、他人の所有物、誘惑する、奪う、堕とす、犯す、悦ばすetc…無限の淫靡さを連想させてくれる。
そしてSEXに於いて人妻たちは、それなりに絶頂、エクスタシー、オーガズムを過去に知っていながら夫には「釣られた魚状態」に置かれている。
いや、人妻たちは日々、進化していて、より高い快感を求めるのかも知れない。
持て余す熟れた躯、爛れたように充血する陰部。
言葉では言えず、もっと、激しく、強く、奥までと求めて訴える目。
このチョイ悪にはこれが必須条件なのだ。
風俗や出会い系サイトで金で処理満足することの何十倍もの快感を伴う。
私のSEXは人妻を誘う所から既に幕を開けている。
正確には、ショウウインドウの前や街角で標的を物色する所から始まる。
これまでの、チョイ悪経験から「釣られた魚」を見分けることが出来る。
彼女たちは、目的を持って歩かない。
洋服を選ぶ振りをしながら周囲の男に関心を払う
後ろからの男の視線を意識した服装をしている。
基本的にその日はショッピングはしない。
買い物袋を提げた女を男は誘わないのを知っている。
決定的なのは匂うように滲み出るフェロモンだ。
うなじから、腰から、脚から歩き方に滲む。
小さめのバックひとつを持ち、小回りのきく服装
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人妻、菊乃は私の動物的な臭覚が捕らえた獲物だった。
大型スポーツショップの入り口で見つけた。
ゴルフ用品コーナーまでつける。
メンズ用ウエアの前で立ち止まる。
「あの、奥様?ですか。私…単身赴任で…おまけにセンスもなくて…コンペに誘われて…私どんなのが似合いますかね」