「健さん…シャワー浴びたい?の」ミルクティーを混ぜながら私をみないで彩は……小さく呟いた
「シャワー?浴びたいな…彩さんが20代の小娘なら誘わない。素敵なアラサー、大人の女だから」
「真っ白に…シャワーで流せますか?…悶々としたものまで。みずみずしい女に…なれますか…」
「彩さんが、シャワーのひと時だけ妻と母を忘れるなら…なれる。自信が
ないなら、後悔するよう
なら止めた方がいい」…「自信?後悔?初めての私に答えろと?健さん」
「彩さんごめん。言い換
える。私に好意を持ってくれてるかどうか。嫌いな男とすることはない」
「伝わりませんかまだ」
「解った。ここ出よう」
途中、コンビニで牛乳を2パック買い、彩に差し出すと袋を覗いて笑った。
コンビニの店長らしき男に聞いたラブホテルは直ぐに解った。ビニールの暖簾をくぐって車を止めた。
私は彩を背中で隠して案内パネル前に歩く。部屋パネルを指差して聞くとイヤイヤと背中に隠れた
私は彩が初めての浮気だと信じ、せめても思い出にと…豪華で高額な部屋を選んだ。エレベーター
でも私の背中から出て来ない彩。「彩さん、ここはね、一方通行だ。人には会わない。安心して」
ドアをロックした。
「もう誰も入れない。」
その途端、彩は凄い早さで牛乳パックを開いた。
ゴクン、ゴクンと直接パックに口をつけて飲む。
「美味しそうだね」
「喉が…カラカラです」
「彩さん、…SEXって楽しむものだよ。大胆に自分を開放して…日頃、見せない自分を出してね…」
彩の手をとり、ズボンの上から私の股間を触らせた。最初は動かなかった
指が、ゆっくり動きだす
「大胆に?自分を出す?…健さん私…諦めていました。…私…もう、長く…SEXは…していません。
妥協とか…納得とかでなく…諦めでした。
でもまだ…諦めたくない
女でいたい。…大胆で…
いいんですね?自分を出していいのね?」彩の手が私のベルトに伸びる…
「私…激しく…健さんを…求めると…思う」