「汗かいてるよ。よかったら使って。」「ありがとう。いい匂いがする、早紀さんの匂いだ。」
「何言ってるの、バカね。」俺はシャツを脱ぎ、流し台で短髪の頭を洗い、早紀から借りたタオルで拭いた。それから体を拭きだした。
「洗って返しますね。背中を拭いてもらっていいですか。」早紀はタオルを受け取り謙二の背中を拭いた。外で稲光がすると、雷がなった。「キャー。」と叫ぶと、思わず謙二の背中に顔をうずめた。何回か連続で鳴り響き集会所の電気が消えた。謙二は振り返って震える早紀を抱きしめた。雷と稲光のなかどしゃ降りの雨が降ってきた。
俺の鼓動が早くなっていた。思わず生つばを飲み込む。早紀も裸の胸に顔を付け、同じく鼓動が早まっていた。洗い途中の水滴が俺の首筋から胸元に流れてきた。
タオルで拭き取ろうとした早紀の手を掴まんだ。
「早紀さんの舌で拭いて…」
ためらいながも胸の中心を流れる水滴に舌を伸ばした。垂れてくる水滴を舐めるうち、俺の固くなった乳首に舌が触れた。「うぅ〜」と声が出てしまった。その声に反応した彼女は、乳首を集中して舐めだした。
「早紀さん…気持ちいいよ。もっと吸って…」