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撮られた!…私 【6】

匿名っ子  2009-06-22投稿
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私は毎日、何も手につかなかった。
が、こと「水曜日」のことに関しては手抜かりの無いよう集中していた。
毎日、一粒余分なピルを飲んだし、日曜日には美容院に行き髪形も変えた。大学時代のコンテストの知識が役立った。
強めのパーマ液で大胆なウエーヴをつけ、バラけた時、妖艶さが出るようにした。
但し、夫には気付かれないように、しっかり後ろで纏めてポニーテール風で過ごした。

夫は理由はともかく、水曜日に私が他の男に抱かれることを考えたのか夜、久しぶりに私をベットに誘おうとした。
夫のワンパターンのSexは読めていたし、私はあの男との水曜日に集中して
いた為に、夫を拒否した
「ごめんなさい、あなた。私、今そんな気分じゃないの。怖くて。Sexへの恐怖感で…鳥肌が立ってるの。あの日から。当分他の部屋で…休ませて」夫がノーと言う筈がない

私は火曜日の昼過ぎ、隣町まで遠出をして、目立たないエステサロンに入った。事前に用件と予約をしたこともあり、すんなりと剃毛をしてくれたし、伸びを押さえるクリームまでサービスしてくれた。一度剃れば固定客となるらしく店員はサービスが良かった。

その晩、私は興奮を押さえることが出来なかった
ある意味、夫の公認でしかも夫のカメラアイを通して…他の男に抱かれるという鮮度、ドキドキと心臓を打つ音が高く…。

手鏡を持ち、下着を下ろした…風呂上がりに穿き替えた下着がシミて濡れていた。脚を拡げて手鏡に写して見る…全剃毛された陰部全体が腫れたように誇張されて見える。
そっと指で拡げてみる…まだくすんでない赤い色が中まで続いていた。

悶々として眠れず、大学時代のスクラップを引き出して読む…。
氏名:〇〇紀代美 18才
所属:〇〇〇美術大学
サイズ:身長168B87W52H88
〇〇年全国…準グランプリ

などと書かれた新聞記事が出て来た…。
(ん〜、体型はそれ程、変わってないか。…体重は1,5?増えてさ53?だ)髪の毛を左右に振って鏡に写してみる。指で掻き上げてみる。…。
時計を見る 午前3:47分。眠らなければ……それにしても…あの男の…モノは…どんなだろうか…どんなことを…されるのだろうか。4:30分。暗記した自己紹介のセリフ…

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