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受験生の夏の夜

バス  2009-06-23投稿
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高校受験を控えた秀彦は、夏休みに入ると、毎夜遅くまで、机に向かう日々が続いていた。

英単語、古文、歴史・・・ととにかく覚えて、詰め込んで、夜も零時を過ぎると、集中力も途切れてくる。
軽い疲労感を覚えると、秀彦は、ふと指先が、自分の下着の中をまさぐっていることに、気付く。

「ンファッ」

人差し指で、自らの陰茎の亀頭部をこすっていると、やがて硬く大きくなる感触に、秀彦は思わず、声にならない声とともに、軽い吐息を洩らすのであった。
次に包皮を軽くつまむと、それを剥いたり、戻したり、ゆっくりと、また剥いて戻して、これを繰り返す。
秀彦は、もう手を離すことができなかった。

机に向かったまま、短パンとパンツを膝まで、そっと下ろす。

蛍光灯に照らされた陰茎は真っ直ぐに屹立し、壁にその陰影を写し出す。

秀彦はオナニーを、いつしか覚え、夜毎、勉強の合間に、自らの陰茎を刺激する気持ち良さに耽っていた。
陰茎の皮を上下する速度がやや速くなる。
親指と人差し指は、いつしか粘液で濡れ、股の奥が、何かせつないような、熱くなるような妙な感覚に、秀彦は顔面を紅潮させ、思わず声を洩らすのであった。

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