良子の体は、うっすら汗をかき、なまめかしい肢体はほんのりピンク色に染まった。
(あたしも、何かおかしいわ。早く、秀彦を満足させて終わりにしよう。)
良子は再び尻をつきだす格好をし、早くこの場を終わらそうと考えた。
「秀ちゃん、もう遅いから。早く寝なくちゃね。ね?」
秀彦はペニスを、五本の指先でつまみ、しごき続けた。
「んっんっんっ!」秀彦の息が荒くなる。
その様子に合わせ、良子も尻を小刻みにふる。パンティの裾が、更にずりさがり生地のフチから、アナルの上部が、見えていた。
秀彦は良子の尻から、20センチ位のところで、まるでその先にあるアナルを、目指すかのように、ペニスの先端を向け、包皮を上下させた。
秀彦はいつもなら、ある程度の快感が続いたところで、次第に性感が和らぎ始め、射精を得ることなく、オナニーを終えていた。
しかし、今はちがった。 だんだんオシッコを催すような、射出感が尿道を上がってくるのを、突如感じ、秀彦はあわてて、肛門を締め手の動きを止めた。
「どうしたの?秀ちゃん。終わるの?」
良子は秀彦の様子を見て訝った。