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私に這う手

スネーク  2009-07-07投稿
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高校生活、初寝坊。
マッハ2の速さで‥‥はあり得ないけど、兎に角走った。

‥‥‥‥‥。

キツイ、苦しい、臭い。
電車内は、私みたく汗だくの人達でギュウギュウだった。

いつもの時間なら混まないのに‥。

「ハァハァハァ。」

やけに息が荒い人がいるなぁ。
あだ名はきっと荒男だ。
と‥いうか‥‥。
この荒男、何か近寄って来てる?

‥‥電車が揺れてるからか、荒男の顔がだんだんと私に迫ってきた。

やだ‥‥。
私はクイッと後ろに身体を向けた。

ツツゥ‥‥。
―――っ!?

太ももを指で下から這われた気がした。

そっと後ろを見ると、真後ろには荒男。

グラァッ‥‥。
電車が大揺れした。

「えヘヘぇっ。」

荒男の不気味な笑い声が私の耳に通った。
同時に、私の首にポタリと何か落ちる。

触らなくても解る‥これは唾液。

ッッ‥‥‥!!

怖くて声が出ず、パクパクと口だけが動く。

手がまた私の身体を這ってくる。

太もも‥
お尻‥‥
おへそ‥‥

私の秘部‥‥‥

パンツの外から秘部の谷間を荒男の中指が這う。

「‥ゃめ‥ぐぶっ。」

声を発する寸前、ハンカチが口に入れられた。

クニュクニュ‥グリ‥グリグリグリ。

荒男は秘部を攻めてくる。

「んんっ‥。」

私は必死に足を閉じた。

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