「私の方こそありがとう。たつやくんあまり楽しそうじゃなかった用に見えたけど私でよければ又ご飯でも食べに行こう。」って返すと
「なんかごめんね。ゆみちゃん可愛いしなんか緊張しちゃって…でも又、会いたいって思う。」って返ってきた。たつやくんって不器用なだけなのかなって思うと少し可愛いなって思った。
それからたつやくんと毎日メールのやりとりをするようになった。メールだとたつやくんはすごくおしゃべりでたくさんメールのやりとりをしてるうちに私もたつやくんとのメールのやりとりが楽しくなっていた。そして何度かたつやくんと食事に出掛けたけど特になんの進展もなく私と市川さんの関係も続いていた。
あやからはたつやくんとはどうなの?って聞かれるけどどうもこうも何もなく手すら繋いでこないし、付き合おうって話しにもならない。でも、たつやくんはクールでそんなに話すタイプではないけどすごく優しいし、中学生のデートみたいな感じですごく新鮮だった。その一方で市川さんの体を求めている。私は少し、たつやくんに罪悪感を感じていたりと複雑な心境だった。
ある日たつやくんとドライブに行くことになった。音楽を聞きながら他愛もない話をしながら海に着いた。2人で砂浜に座りながら陽が沈むのを見ていた。たつやくんといるとすごく穏やかな気持ちになる。ボーッと海を眺めているとたつやくんが口を開いた。