「ゆみちゃん、俺と付き合わない?」私はちょっとびっくりして返事に困った。もちろんたつやくんはいい人だけど私は市川さんの事を考えてしまった。でも市川さんとの関係を続けていてもただの体の関係だし、それ以上の進展はない。そんなことをいろいろ考えていると「嫌だったらはっきり断ってくれていいよ。」
「嫌じゃないの。ただびっくりして…だからあの私でよかったらお願いします。」私はしどろもどろに答えた。同時にたつやくんとの関係を大事にして市川さんとの関係は終わりにしょうって心に決めた。
「よかったぁ〜俺さすげぇ嬉しい。」たつやくんはすごく可愛い笑顔で喜んでいた。
それからたつやくんと私は付き合うことになった。たつやくんは毎日メールや電話をくれて、休みの日にはいろんな所に遊びに連れていってくれた。でもたつやくんは私に指一本触れてこなかった。たつやくんと付き合うようになると同時に市川さんも忙しいのか会社で会う以外は連絡が来なくなった。私はたつやくんが指一本触れてこないことにもどかしさを感じていた。同時に気持ちは満たされているのに体は満たされなく、オナニーをする日々が続いていた。