「ええっ、プールの中?
水の中で?いじめる?…どうやって?ですか?」
貴子は悪戯っぽく笑いながら紅茶をすする…
「冗談ですよ。モッコリを見ないで下さいって事です。他人は気にならないが、貴子さんNG!」
「なあんだ、冗談?…でも、それって不公平!他の人はいいのね?見て」
ふふふ と笑いながら言う「そうですよ!他の女性から見られても勃起しませんから…平気だ」
紅茶をすすりながら貴子は笑った。…見ちゃおかな…と顔を寄せながら…
もう一つの箱には、シルバーのジッポのライターとガスなど付属品一式とミサンガ?石で繋がったブレスレットだった……
「タバコはあまり吸わないで下さいね。ブレスレットはコーチと弟子の証。ほら、私と揃い!」
貴子は自分の手首を振って、同じ物を見せる…。
「私はこれ、防水ストップウオッチと電子メモ帳
全てのデーターがインプット出来るんです。
一覧性があって、今日のタイムと以前のタイムが対比出来るよ。毎日のタイム、泳いだ距離、体調
貴子さんの場合は、…旦那さんとエッチした日や生理日…何日後が一番、タイムがいいとか判る」
私が真面目な顔で言うと
「えっ、高かったでしょう?私負担します。いくらしました??…………うふふ…健さんって…楽しい方ね。ドキドキしながら練習出来そう!私、必ず上手くなる。………一つだけ、主人とはレスだからデーターにはならないわ…さあ、コーチ、練習、練習。10分後ね」
貴子は伝票にサインすると立ち上がりさっさとロッカールームに向かった
10分後。
私はランニングシャツにトランクスを穿き、ストップウオッチを首から下げて手帳とバスタオルを持ってプールサイドに行った。ストレッチを時間をかけて行う…
バスタオルを床に敷き、
「さあ、貴子さん、大股開き。股関節を軟らかく
…私が手本を見せます」
私はタオルを跨ぎ座って
180度に脚を開き、頬っぺたもタオルに着けて見せた…まだ体は柔らかくこれだけには自信があった
「ヒヤッ〜、コーチ!凄い!私出来ない!」
貴子はタオルを跨いで座ったものの、90度かせいぜい100度しか開かない。私は貴子の肩甲骨と腋の下に指を入れて押す…
「貴子さん、無理はしないで。痛ければ痛いと…言って。三週間だな。三週間で開く!私が調教します。ゆっくりでいい」
私が押しながら言うと
「クゥ〜ー、ち、調…教
ですかクゥ〜、エッチ」
貴子は苦しそうに言う