「貴子さん、額をタオルに着けるイメージです。
顎が着くようになりますからね三週間後は。……貴子さん…自分の大事なとこを地面に押し付けるイメージで!イメージで拡がる…頑張って!」
私が終りを告げると、貴子は額の汗を拭いながら息を上げている。
「ははは、学生時代は三日、三日でペタンと着くようになった!先輩が乗るんだから背中に…他の方法もあるのに」
「そうなんだ。でも、そうすれば早いんでしょ?
早く、コーチみたいになるんでしょ?他の方法もあるのね」貴子は興味を示す…
「それよりも、貴子さんストップウオッチのテストに一度、タイムを計ろう。100mと200mを一本ずつ…最初に100…」
貴子はこの二種目の自由型に出場するという。
女子の100mは56秒
200mは1分53秒が日本新記録だ。これを基準にしてみようと思う。
貴子は100mが1分18秒
200mが2分23秒だった………。
この記録を貴子と検討した。泳ぎそのものは私から見ても悪くはない。フォームもいい。
プレスの回数を減らしてストロークを増やしバタ足の効果を上げることだ
「貴子さん、この前の下半身の動き、思い出してね…足を伸ばして水を打つ、叩く…こと。膝を軟らかく…プレスの準備を早くだ」
階段手摺りを握らせ、また教える…。私はプールに立って、貴子の両足の親指を引っ張る!
「深すぎる!もっと水面の近くまで全身を浮かすんだ!水面を叩け!」
私は思い切って、貴子の水着の上から恥骨に手の平を当て、股間、アナルの方まで四本の指を入れて体を押し上げた…水面近くまで……。
一瞬、ピクッと貴子の体がひくつくのが判った。
「さあ、これで、足を打つんだ、蹴るように!」
やがて貴子の脚が水を打ち始める…
私は蕎麦屋の出前もちのポーズで貴子の体を持ち上げている。
水中なので他から見ても違和感はない筈だ…
「もっと、もっと!強く!2分間は続けるんだ!」私は指を動かし、水着の上から手の平と指で貴子の股間を揉む…貴子のピッチが上がる。
逃れようとするのか、快感なのか…悶えるように脚が水を打つ、叩く……
やがて貴子が隣に立った。息を上げている。
「いいピッチだ!その調子だよ、貴子さん…私も興奮したよ!いいよ!」
水中を貴子の手が伸びて私の股間を触った、「コーチ、楽しいわ練習」