[PR]
i-mobile

スク水大戦戦記 13

田中  2009-08-05投稿
閲覧数[2419] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あたしは殺伐とした戦場跡の中、目を覚ました。

ゆっくりと起き上がると、目の前には何も無い大地が広がった。

スクール水着の少女達の死体(実際には死んではいず、気絶しているだけだが、あたし達トリプルSはこれを死んだという)で大地を覆い尽くしていた。

「…基地に帰らなきゃ」

あたしは横たわっているスクール水着の少女達を踏み歩きながら、ゆっくりと基地の方へ歩いていった。

やがて基地に着いた。
基地の城壁には我らブラック・ウィンドの旗が掲げられている。

黒い竜巻の旗だ。

基地の前に着くと、門番であろう隊員が二人いた。

「何者だ!」
門番が銃を構えて叫んだ。

顔が幼い、まだ13だろうか、口調や焦りようからみて、新米の隊員だということはわかる。

あたしは
「あたしはブラック・ウィンドの隊員、真由美よ。今帰還したわ。」
といった。

すると相手は安心してあたしを基地の中へ案内してくれた。

そして士官室に案内され、部隊の出席簿のようなものにチェックをつけた。

出席簿には、「真緒隊・第2部隊ー真由美ー死亡」
と書いてあった。
あたしはそれを消して、「帰還」と書いた。
こうしてあたしの初陣は華やかな死亡で幕を閉じたのだった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 田中 」の官能小説

もっと見る

その他の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ