リモコンバイブの振動に
「あ、コ、コーチ!…ぅぅ…突、然は…ダメ!ジョ、徐々に…あっ、あ…卑怯…卑怯だわ〜」
リクライニングを倒した助手席で貴子がスカートを押さえて叫ぶ…。
「か、貸して!コーチ」
貴子は私に、スイッチを寄越せと手を差し延べる…受け取った貴子は自分でダイヤルを調整した。
臍の上辺りにスイッチを乗せて手を重ねる…目を閉じて心地良さそうだ。
「なぁんだ、貴子。それってオナニーだよ、お仕置きにならない。面白くもない!」
私が運転しながら、横目で言うと
「ああ、いいの!今は。
ああ…気持ち…いい…雲の上を泳いで…いるみたい…はぁ…ぁ…コーチ、これ…男性には…使えないん…ですか?…不公平…です、これ…」
恍惚の中で貴子が呟く。
「ハハハッ!大人のオモチャは女のためにあるんだ。男のなんて聞いたことがない!…オマンコのお友達!」
私がふざけて言うと
「下品な…言葉。ぁぁ…
無いの?…チ、チンポのは…無いんだ。…私、考える…コーチも…虐めてやる…ぁぁ…ぁ〜」
貴子はスイッチを操りながら体をくねらす。
私は大型ショッピングセンターの屋上駐車場に車を停めた。
「さあ、貴子、買い物だ。備品を買うぞ!何時までも遊ぶんじゃない!」
私は貴子の手からスイッチを取り上げダイヤルOFFにして車を下りた
「ハイッ、コーチ!」
嬉しげな返事が返る。
下りのエレベーターの中で段取りを話す。
「最初は家具売場、次スポーツコーナー。…後は別れて貴子はタオルなど、その辺りを頼む!以上だ!」
私は言い終わると同時にリモコンスイッチを入れて、切った。…アッゥ、貴子の声があがる。
「そのように…使うの ね…楽しいお買い物!ドキドキしますね、コーチ」
私の腕にしがみつく。
家具売場で、組み立て式のロッカーを買った。
ハンガー付きでカーテンを閉めれば円筒型になるロッカーだ。
「何処に置くの、これ」
「これは私が使う。貴子はクラブ備え付けのロッカーを使う。濡れたパンティとか盗まれたら恥ずかしいだろ?鍵が掛からないとね」
スイッチを入れて。切る
「うっ う…不公平!」
貴子が回りに気を使いながら呻く……楽しい!
家電コーナーでマッサージ器を買った。