最近市川さんは会社でも人がいないのを見計らって私の体に触れてくる。人に見られたらって思うと興奮してしまう。
私に触れながら｢ゆみちゃん今日空いてる？｣耳元でささやかれた。
｢んもう…市川さんずるい…｣
私はたつやくんの事が好きなのにセックスだってすごく気持ちいいのに…そんな事を思いながらその日の夜市川さんと食事に出掛けた。食事の後、市川さんは私を送ってくれた。車の中で｢ゆみちゃん…｣私の体を撫で回す。｢市川さん…私には彼がいるの。もうこんな関係やめたい…｣
｢俺、妻とはもう子供が出来てからセックスはしてない…ゆみちゃんが望むなら家庭を捨てたってかまわないんだ。そしたら彼と別れて俺のゆみちゃんになってくれる？｣
｢私は、彼を愛してるし別れたくはない。それに家庭を捨てるなんて現実的には無理よ。｣私は驚きながらも冷静に答えた。
｢ゆみちゃんが俺のモノになるなら俺は構わない。もう無理なんだ。｣
｢そんな無責任なこと言わないでよ。｣私は乱れた服を直しながら車から降りて自分の部屋に帰った。
私は頭が混乱して気付いたらたつやくんに電話をしていた。数分後たつやくんは私の家に来た。
｢ゆみ、急にどうしたの？｣
｢たつやくんに会いたくて…｣私はさっきの事を忘れたくてたつやくんの首に手を回し夢中でキスをした。
｢何かあった？｣私は一瞬全部話してしまおうかと思った。でも話せなかった。
｢本当に何もないの。ただすごくたつやくんに会いたくなっただけ…｣
ぎゅっと抱き締められた。そして長いキス…たつやくんの手が私の服の中に伸びて胸を優しく揉む…
一瞬私の頭の中では市川さんとの激しいセックスがよぎった。
｢たつやくん…今日はめちゃめちゃにして…｣
｢わかった…｣いつもより激しいたつやくん。何も言わずに私の体を貪る。あぁたつやくんごめんなさい。もう二度と市川さんには会わない。たつやくんに抱かれながら心から思った。
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