亜紀を妊娠させたい!
俺はそのことに向けて精神を集中させて行った。
単に、激しく動いて射精し快感を得る目的だけなら誰でも出来る。違うのだ!妊娠が目的なのだ。
それが俺の仕事。労働。
労働の対価として賃金は頂く。労働=賃金、義務=権利…俺にとっては同義語なのだ。
その意味で、その視点で亜紀を冷静に観察して、今夜の亜紀の精神状態は良好な傾向だと思えた。
夫が入浴中の僅かな隙にも俺のペニスにむしゃぶりついている。
「亜紀さん、今の内に亜紀さんの望むプレーを確認しておきましょう。
それを私が命令、指示という形でベットで亜紀さんに要請します。 だから、ご主人の前で、嫌々それに従うという態度で接して下さい。今後の友好な夫婦関係は生まれて来る子供にとって重要ですから」
俺と亜紀は入念な打ち合わせを行った…。
「……る。以上でいいですね? やはり、どうしてもアナルを舐めたい。オシッコを飲みたいんですね?今夜」
俺が最後に確認すると、
「ひろや君、我が儘言ってごめんなさいね。命令されて…オマ〇コをいい状態にしたいの。いい精子が欲しいの…」
亜紀は答えた。
★最後に俺は亜紀と重要なサインを取り決めた。
ベットで亜紀が俺からの命令が欲しい時、指示が欲しい時は『あなた』と
と口走ることをキーワードに決めた。亜紀からの『命令くれ』の合図だ。
「私、主人のお布団準備しなきゃ。…」
亜紀が立ち去るのと入れ違いに院長が髪を拭きながら対面のソファに座る
俺と院長はそれから小一時間、将来の夢などについて雑談した。
院長の思考回路が狂っていることを感じながら…
その間も院長はグラスの氷をカラカラ音を立ててウイスキーを飲んだ。
やがて、純白のバスローブ姿の亜紀が部屋に入って来た。
ウエーブのかかった髪を乳房、肩甲骨の辺りまで垂らして僅かに寝化粧をして…ハッとする妖艶な姿だった……。
俺を無視して亜紀は院長のソファの手摺りに両手を添えて擦り寄った。
「…あなた…」
院長の顔を覗き込み、準備OKという合図を送る
亜紀は名女優だった!
「おお、亜紀。…もういいのか?…そうか。…心配せんでいい。口は出さないが私が側についているから……それじゃ、ひろや君、二階の寝室へ」
グラスとボトルを持って院長が言った。