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魔女【34】

CORO  2009-08-08投稿
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故郷に帰って、

再び、パパと二人きりの生活が始まった。


初めのうちは、ちょっとギクシャクしたけれど、

夏休みが終わる頃には、
お互いのわだかまりも解消して、

少なくとも、表面的には、ラブラブの生活が戻った。


ごく普通の、新婚夫婦みたいに。


毎朝あたしは
パパの朝ごはんを作る。


パパを送り出したあと、あたしは登校。


夕方は、
晩御飯を作って、パパの帰りを待つ。

夕食のあとは、

一緒にお風呂に入り、

ベッドで愛し合う。


以前のような刹那的な激しさは、なくなった。


もう、二人の邪魔をする人もいない。

パパは、たっぷり時間をかけて、
身体の隅々まで愛してくれる。


あたし、
やっと幸せになれたのかも……。



今度は、避妊にも気遣かってくれて、

必ず、射精は外。

ホントは、
先走りのお汁にも、精子は含まれてる。

だから、安心とは言えないけど、
ゴムを使うと、
アソコが痛くなるし…。

パパの温もりが、感じられないから……。


パパの迸しりを受け止めるのは、
体位によって、お腹の上だったり、
お尻や背中だったり…。


オーラルセックスも、
あたし、マスターした。


だけど、

数え切れないくらい、セックスを重ねても、

パパったら、
今だに、あたしのことを、妖精みたいに思ってるらしい。


せっかく、お口の中で逝きそうになっても、
直前におちんちんを抜いてしまう。


あたし、それが淋しくて、
パパのお尻を抱えて、離さなかった。


パパの精液が、喉を直撃して、

あたしは思わず「うえっ!」、と、なった。


だけど、吐き出さずに、そのまま飲み込んだ。


喉の奥に、残る独特の匂いと、絡み付くような違和感。


だけど、嫌悪感は感じなかった。


「千絵が、そんなことまでしなくて、いいんだよ」


パパは、涙目でそう言った。


でも、それで少しは、吹っ切れたみたい。


それ以来あたしたちは、
色んなバリエーションを開拓していった。



幸せな時間は、
二年余り続いた。

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