悦子は不安を残し黙ってベッドから降りた。
悦子「シャワーかしてね」翼『うん』
悦子はシャワーを浴び、着替えてきた。
翼『もう、着替えちゃったの?』
悦子「もう帰らなきゃ。子供が帰ってくるし」
翼『そっかぁ…』
悦子は、翼に抱き着いてきた。
翼『どうしたの?』
悦子「好きよ、翼!誰にも取られたくないの、誰にも向いて欲しくない。翼のことを独り占めしたい」
何時もと違う悦子がいた。翼『何も不安になる事はないんだよ。僕はえっちゃんだけにしか愛情ないんだから』
電話の事を気にしてる様子が伺えた。
翼『昔と違うから大丈夫』ギュッと悦子を抱きしめてキスをした。
翼『本当なら、君を帰したくない』
悦子「あたしも、翼の傍に居たいよ…、本当の意味の独身じゃなくてゴメンね」翼は、そんな悦子を凄く愛しく思えた。
翼『だったら、僕だって本物の男じゃなくてゴメン』2人は笑いあった。