「愛してるよ…」
そう言われるのが大好きだった。
「かわいい…」
そう抱きしめられるのが大好きだった。
だけど君は私を抱かない。魅力がないから…?
「ねぇ〜私の事好き?」
君の家でデートの時私は覚悟を決めた。
今日こそ抱かれるんだ!!「あぁ?今更何言ってんだよ…」
「ねぇ!好き?」
子供みたいに問い質す私に君は困った顔で言った。
「そんなとこも全部好き…可愛くてたまんねぇ」
優しいキス。
「じゃあ…抱いてよ。」
「…は??」
「好きなら欲しいって思うでしょ?」
恥ずかしくて死にそう…