翼は、悦子を送り帰る途中にコンビニに寄った。
食料や、ビールを買い弁当を選んでた。
隣に並んだ人に別に気にもしなかったが、その人は翼に視線を送ってきた。ふと、横を見たらルリだった。翼『あぁ…ビックリした』ルリ「元気?」
翼『うん。ルリも?』
ルリ「うん。相変わらずコンビニ弁当?」
翼『あぁ…、まぁ』
買い物を済ませ、ルリと話をした。
ルリ「こんな時間にどうしたの?デートの帰り?」
翼『まぁ。ルリも?』
ルリ「仕事帰り」
翼『そっか。お疲れ』
ルリ「…上手くいってるの?新しい彼女と」
翼『うん、いい感じで』
ルリ「…(笑)まったく、アタシによく言うわ!まぁ、それが翼か」
翼『そろそろ行ってみるね、遅いから』
翼は車に乗った。エンジンをかけた時、ルリが乗ってきた。
ルリ「待って…翼」
翼『な、なに?』
ルリ「やっぱりアタシ、翼を忘れるなんて出来ない」キスをしてきた。
翼『やめろよ!降りてよ』
ルリ「そんなにアタシの事、嫌いになったの?」
翼『こんな事しないでよ』ルリ「好きなの!愛してるの!忘れるなんて無理」
泣き付いた。