「先生おはよ!」
一階の低い窓を手当たり次第、見張られていないであろう場所を探していた利葉に突然、声がかかった。
ヒカリだった。
「あ、坪内さん!昨日は…あんな事になってしまって、ごめんなさい!お願い聞いて!今、兄の事件で脅されてて…女子生徒も一人犠牲になってるの…!」
「な、何を言ってるんですか!?あの事件知ってる人なんて他に長政と吉城しか…」
「違うの…!まだ…ぁっふ…あん」
「先生?」
リモコンバイブの振動で、自分が下着も着けず恥ずかしい姿であることを思い出した利葉は、これがバレればヒカリも自分たちと同じ目に遭うであろうと考えた。
(間違っても生徒には相談出来ない!)
「ごめん…なさ……ぃ…!あの、やっぱり、なんでも、んっ!あっ!ないの…」
喘ぎを漏らすまいと、不自然に見えないよう内股に身悶えながら、利葉はヒカリから離れた。
「先生!!」
教職員トイレで利葉は絶頂に達する事にした。
「はぁ、はぁ、はぁ、あぁああ!!」
振動したまま操作範囲から離れた様で、
高速振動が止まる気配が無かった。
「ぁつ!ぁああ、ひぃ、ああ!イク、イっちゃう…!イッ…ぁあ!!イクゥゥゥ!!!…………っぁあぁああ!!」
すぐにトイレットペーパーで愛液を拭き取ると、利葉は乱れた髪や服を整え、授業に向かうことにした。
とにかく生徒たちに昨日の放送の謝罪をしなければ。