「浣腸は二回もすれば、腸内が洗浄されます。でも、一回目は、量が多いかもしれませんよ」
そう言いながらミノル君は下腹部を押すようにマッサージしてくれます。
私は介護用オムツを穿き、ワンピースを着てサンダルまで穿いて公園のおトイレまで行けるように準備していました。
太い注射器で三本も浣腸液を入れられ、マッサージを受けると…お腹がグルグルッと鳴り始めます
私は両脚を拡げ、ミノル君の体を挟むように引き寄せられ、お腹を揉まれました。
「ああ、ミノル君!変!…お腹が!…で、出ちゃいそう!あッ あッ!」
私が言うとミノル君は、
「奥さん、トイレに行って下さい!場所、判りますよね?手前が女性用です!…走らないで!洩れますよ!ゆっくり歩いて!…このオムツ、水洗で流せますからね。私達も後から行きますから…」
私はミノル君の言葉を最後まで聞かずにおトイレに向かっていました。
グルグル…いうお腹を押さえながら、ゆっくり歩きます。…本当に、汚い恥ずかしい話しですが…おトイレのドアの取っ手を握ったとき、我慢出来ずに…恥ずかしい音と共に〇〇〇〇??
それは、和式トイレに腰を下ろすと同時だったのです!
顔色は真っ青だったと思います。
自然に催すならともかく下剤を注入して強制的に排泄するという意味を今更ながら思い知らされました!
どうにかオムツを外し、流れ去ったのを確認した時、どっと汗が流れました。その後は、えげつない表現ですが、お腹の中の全てが排泄出来たようで気持ち良かったのを覚えています。
でも…………残り少ないトイレットペーパーで処理しましたがどうにもなりません、このままでは段ボールハウスには帰れません!
泣きたい気持ちでした。
20分も過ぎた頃、ドアがノックされました。
「奥さん、大丈夫?ミノルです。奥さん?!」
「はい!大丈夫…です!でも、ミノル君、私……出れない!」
私が言うと、
「どうしました?」
ミノル君も心配になったようです。
「私、……汚しちゃって…恥ずかしくて…出て行けない!…」
私が言うとミノル君は
「あはは!何だ!心配しましたよ!汚すなんて普通です!恥ずかしくなんかありません!」
「奥さん、任せて!出て来て下さい」