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ゆず  2009-11-18投稿
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自分よりでかい門脇を支えられるように、できるだけ密着して肩に腕を回す。


「……大丈夫、だから
はなれて…。」


「本当か?無理しなくてもいいんだぞ。」


「本当に!大丈夫だから。

…じゃないと、宮沢の事
無理矢理襲いそう…。」




「へ…?」



少し赤みを帯びた頬に
余裕の無さそうな目が、

凄く間近にあって、

形のいい唇もすぐ近くで、


今まで何ともなかったのに
顔に熱が集まって、
心臓が急に忙しなく動き始めた。



門脇と密着してる部分が
急に熱くかんじてきて、


自分で密着したのにも関わらず、おもいきり門脇を突き飛ばしてしまった。



「ぅわッ―!!」


ガタン!と大きな音がして、ハッとして門脇を見ると
突き飛ばした勢いで後ろにあった机に背中をぶつけていた。


「ぁ、ごめん!!門脇、
ごめん大丈夫か!?」


急いで駆け寄ると、
今度は門脇に腕を掴んで引っ張られ、俺は門脇の胸にすっぽりと入ってしまった。


「俺…宮沢のこと好きだから。」


ギュッと抱きしめられながら耳元でそう囁いた。


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