「またあのプレイがいいな。」
伸二は意外そうにアタシを見た。
「そんなに気に入ったのか?」
「あ、アンタが好きそうだったからだよ、アタシは別にいいよ、アパートでも…」
伸二はアタシをじっと見てからニコッと微笑んだ…
「じゃ、デパートで。明日は土曜日だからオレ1時限で終わる。」
「じゃ、それで…」
夜、アタシは鏡の前で新しい服を着てる自分を眺めてる。ふと気付いて目を背けた。
何やってんだろ…
馬鹿みたいに…
あまりにも滑稽で自己嫌悪に陥った。
けれど…寝床でドキドキしてる自分はごまかせなかった。思えば、伸二とはもうしばらくしていない。アイツの裸に抱かれるのは久し振り…体が疼くって、こう言うことなのか…
今夜も下着に指を入れないと眠れない…
翌朝…
アタシは汚れた体をきれいに洗い、割りと新しい下着を身に着けた。アイツは濃い色の下着は嫌いだって言ってた。アタシもそんなおしゃれなの持ってないから。
今日は襟の広いブラウスにクリーム色のカーディガン、プリーツの入ったチェックのスカート…