伸二が目にキスしてくれた…
(ハ!…好きに…なりそう…)
言って…しまった…
(それは…久し振りだから…気持ちがいいから…今だけそう思うの?…)
(分かんない…でも…アタシ…アタシィ…)
ボロボロ涙が溢れて来た…
伸二は繋がったまま動きを止めてアタシを見つめてくれてる…
アタシは胸が締め付けられて、しゃくり上げて泣いてしまった…
(泣かないで…麻緒…いい子だね)
涙に吸い付く伸二。
(伸二が…どう思ってるのか…知ら…ない…けど…)
言葉にならない…
(セフレ…かも…知れないけど…)
切なそうにアタシを見てくれた…
(今だけで…いいッから…ック…好き…って…言ってくれない…かなぁ)
伸二は目を潤ませた。そしてまた挿入を繰り返す!
「ああ!ダメ!」
あんまりだ…悲しい!アタシ…一生懸命思いを伝えたのに、答えてもらえないまま、性欲に負けてしまいそう!
伸二はまた動きを止めた。
(ハア!ハア!ハア!)
泣きながら挿入されて苦しい…涙や鼻水だらけで惨めになってまた泣けた。
(麻緒はオレが好き?)