せなは、社員数300人くらいの小さな貿易会社の社長の一人娘で某国立女子大の学生で父親の働く会社で受付をしていた。そこで会社にきた昴と出会った。昴は一目惚れをした。
重役付き秘書に昴は聞いた。「あ…あの…あの受付の方は新人ですか?」
「クスッ(笑)一目惚れですか?今日だけで30人目ですよ。社長の娘さんですよ」「そうですか…」「手を出しちゃダメですよ(笑)まだ大学一年なんですから」
「18歳ですか?見えないですよ…」
「二十歳になったらプロポーズするっていう方も今までに50人いますよ。」…初めての出会いから一年半…ある日昴は社長と輸入の話をしていた。そこへお茶を持ってきたせなが現れた。美しい長い髪を一つに結っている「失礼します」長い髪が輝いている。まつ毛が長くて色白…横顔だけでも美しい。その時「キャッ?」せなは菓子皿をすべらせて昴の服を汚してしまった。「せな?何やってるんだ!」社長は怒った。せなは慌ててふきんで昴のズボンをふいた。昴は慌てて立ち「上がり大丈夫です?」とつい大声で言ってしまった。驚いた顔をするせな。昴は慌てて部屋を出てトイレにこもった。起ってしまったのである…