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疼く? <1>

麻理  2009-12-15投稿
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私には恥ずかしい性癖がある。
毎月の生理の前になると夢遊病者のように、体が勝手に私を駅に向かわせる。小倉から電車で博多の街に出る。

特急電車であったり新幹線であったり、とにかく駅に着いて一番早くホームに滑り込む方に乗る。
所要時間、3、40分だ。
今日の相手はどんな男にしようか…目を閉じる。

厳密に言うと…さほど男の容貌にはこだわらない。どんな快感を与えてくれる男を選ぼうか と考えをまとめる。携帯を開き、出会い系サイトに書き込みをする。

今日は思い切り、ふざけてみよう!
『こんにちは!博多に住む30才の人妻です。持ち物と体力、テクニックに自信をお持ちの男性はいらっしゃいませんか?今から夕方まで時間たっぷりあります。メールお待ちします』
発信ボタンをクリック!…年齢を3才、若くサバを読んだ。
目を閉じて 3分。メールが次々と着信する……瞬く間に 13通が着信した。

『援助が必要ですか?』
『ずばり、いくら?』
『アナルもOK?』
『軽い縛り、目隠しは?』…男からのメールは様々だ。『こんなのではダメ?』と言う文面に男性自身の写メが添付したメールも 4通あった………。

よし。今日は年上の男にしよう!それに写メをくれた事にも敬意を払わなければなるまい。勃起した男性自身はリアルで私の神経を刺激してくる。
写メ 4通の内、年上の3人に返事メールを打った。

二つある博多駅の出口を筑紫口に向かって進む。いつもながら、このメールのやり取りで、所要時間の3、40分は退屈する間もなく過ぎて行く。旅の恥ではないが、地元の小倉では遊べないが少し離れた博多に来ると開放的な気分になる。…自分が全く違った大胆な性格に変わる実感がある。

?『写メ、拝見しました。とてもステキです!硬いのが好きです。あと、どのようなテクニックをお持ちですか?前戯を長く…何度もイカせてくれますか?」口では言えない大胆な内容で3人にメールを返信しておいた。

駅を出て、道路の対面のビルの2階の喫茶店に入る。カランカランと、カウベルが鳴り、顔馴染みのマスターが挨拶をしてくれる。…いつもモーニングサービスのラストオーダーにギリギリだ。
メールの着信音が鳴った。

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