私は彰が買った緋の長襦袢を纏った。
振り返ると綾を見て男が無言で立ち尽くしている
「綾?…綾か?なに?…」
男は次に私を見て、次に部屋を見回した…
「にい、まる、ご…号室、ですよね?」と男。
「はい!205 ですよ」
彰が笑いながら答える。
「あなた!わたし、よ!似合う?麻理さんに借りました。女高生よ、私…」
と綾がクルリと一回転。
「なんだ!興奮するよ!部屋を間違えたと思って…麻理さん、すみません。いいんですか?服……」
と男が言う。
「セーラー服ですか?綾さんの方が似合いますから…いいんですよ。処女みたいでしょ?綾さんが処女を奪われるとこ、拝見しましょう」私がいうと
「ええ、いや〜驚きです
いい写真、撮れますよ、いや〜近年になく興奮しました。」と男。
「ああ、それと、あなた。麻理さん方も、お泊りなんですって!こんなにお世話になるんだから、お部屋代も、食事代も全部私共で負担しますから」
綾が言うと男は
「当然、当然!何か出前でも取りましょう!いや〜楽しみだ!綾も奥様も変身して…いや素晴らしい」
「それでご主人、綾さんをお撮りになるのはご自由ですが、マスクをしてても顔は絶対に写さないで で下さいね。約束です。…さあ、早く初めましょうよ!私何だか興奮して濡れるわ!綾さんは?」
私が言うと
「はい!私も…もう…」
と綾も言った…。
「あっ、それじゃ携帯は綾のを使うんだね。え〜とこれだ、これか…」
男はナップサックの中をガサゴソ掻き回し、最後にはそれを逆さまにして、中の物を全部出した。
ストラップのついた携帯が二つ、床に転げ出た。
一緒にバイブや紐、縄、ハサミ…色んな物がある
「あっ、ご主人、それ、電気のコードでしよ?それ貸して頂けませんか」
私はグルグル巻きに束ねられたジョイントコードを指差した。
「彰さん、私、あの診察台に掛けて、見せて頂きます。肩のコリも取りながら。…このコードで電気マッサージ器を椅子で使えるようにしてくれる?椅子も、ここらがいいな…ここからなら見える」
私はコードを差し出した
「はいはい!で、先端はどれにする?…マラの型?こっちはボボの入り口を刺激して気持ち良くなるヴァギナマッサージ型…」
彰はオプションの幾つかを私に見せる。ヴァギナマッサ-ジ器にして貰った。