「先ず、風呂上がりの乾杯だ!兄はテレビの正面のコタツに胡座をかいた。
義姉さんと俺は向かい合って座り、缶ビールをぶつけて乾杯をした…。
「スゲー、材料だね、義姉さん!精力つくよ。」
「まだ台所にもあるの」
「正樹、今度の試合はいつだ?」
「大学リーグが明後日から」
三人の会話は弾み、箸も進んだ…「最後、これで雑炊するから全部食べて」
2ダースの缶ビールがなくなるまで三人で飲んだのだ。兄は後ろのソファにもたれた
「兄さん、まだ寝たらダメだよ、雑炊食べないと」
「もう、入らん!一杯だ」
疲れているのか兄は微かな鼾を掻きはじめた…「あなた!…あなた、もう」
「いいわ!正樹さん、二人で飲みましょ焼酎にするね」義姉さんは台所に立つ
義姉も酒は強い方だ。が
ロックで三杯も飲んだだろうか、目が座って来た。
俺は入学してから先輩に無理矢理飲まされたし、高校時代から飲んでいた
「試合、明後日からよね?頑張ってね!勝てそう?〇〇君が居るんでしょ」
「そうなんだ!〇〇と俺の闘いかな?あいつ大学選抜に入って腕上げて…」
義姉さんは俺のライバルの名前まで知っていた。一年生とは言え、中心だった
「彼には負けないでね!高校時代からライバルだったわね!」「まだ負けないよ」
俺が言うと義姉さんは嬉しそうに笑った。
「応援に行くから…ね」
「頑張ってね!正樹さん、足のマッサージしてあげる。足、出して!伸ばして」
義姉さんはコタツの中で俺に足を出せと言った。
「いいよ!しなくても…」
「ダメ!土踏まずのマッサージを欠かすとジャンプ力が半分に落ちちゃうから」
これまで、何度もマッサージやストレッチも手伝って貰ったことがあったのだった
俺が足を伸ばす…義姉さんは大胆だった!自分の両脚に俺の足を挟んだ!
「正樹さん、来て!もっと来ていいわ」義姉さんは俺のひざ小僧を引き寄せる
「ね、義姉さん!そんな」
「いいの。こんなことも必要なの。どう?感じは」
下着の上から熱かった?