電話を切り、信号待ちしてる時、ドアを開け降りて後ろの車に向かって手を振った。悦子はビックリした顔をしてた。
翼は車に乗り、後ろの車が曲がってくのを確認した。翼『ごめん、Blackいこ』由美「どうしたの?」
翼『彼女が追って来てたんだ。今日、ユミとの電話聞いてて喧嘩になって』
由美「あの看護師の人?」翼『別れたよ!違う人』
由美「そうなんだ、浮気を疑ってついて来たって話しか、大変だね!」
翼『まぁね…Blackやめてホテル行っちゃう?』
由美「やめよ!まだ追って来てるかもよ」
翼『じゃあ、居酒屋ね』
由美の知り合いの居酒屋に行ってしばらく飲んでた。メールを見たら、悦子からの謝りのメールが届いてた。返事を返した。
《今日の事は忘れよう、信じてよ。何もないから!帰ったらメールするね、愛してる》
由美「しかし、この人と付き合う女を見てみたい」
翼『何で?』
由美「遊び人、浮気三昧、ノンケも落とせて虜にして、Hのテクは最高、どう付き合ってるのかね?」
翼『普通だよ!』
由美「だけど、Hだけはヨロシクね!浮気」
翼『浮気はしないよ、気持ち無しで』
由美「屁理屈!」
タクシーを呼びホテル近くまで乗りつけた。