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専務夫人 (2)

部長  2010-02-02投稿
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専務の名刺を見ると電車で五つ程乗り継いだ街にあった。
「ああ、私だ…書斎の机の上にある、茶封筒、それを、今から取りに行って貰うから…頼む。高橋くん…タカハシ!…うん」

…家は小綺麗な洋風作りの戸建てで、カラーブロックの塀が取り囲んでいる。二方向が道路に面しているようだ。
門のチャイムを鳴らした
しばらく待ったが応答が無かった。

二度鳴らしたが応答がない。…私は、勝手口がないか、探して見ようとして路地を回った!
その時、5m程先にブロック塀に丸鉄で出来た片開きの洒落たガーデンドアを開けて男が出てきて目が合ったのだった。
男は結んでいないネクタイを首から下げていた。
私は慌てて正門に戻った
男は逆方向に行ったのだろう、路地からは出て来なかった。
私は三度目のチャイムを鳴らした。

「ハーイ!」
とボタンの横のスピーカーから若い女の声がした。
「専務のお使いで書類を頂きに参りました」
3、4分も待たされて、女が出てきた。

私は目を見張った!
32、3才だろうか、綺麗な顔立ちのスラリと脚の伸びた美人である。
慌てたのであろう、素足にサンダルを突っかけている。手に大型の茶封筒を持っていた。

「主人から電話がありました!これですね、書類」
女は髪を手櫛で整える仕草をしながら差し出した
「ええ、多分。私、中身はお聞きしてないものですから…」
と私は封筒を手早く解いて中を覗いた。

私は男としての直感で、からかって見ようと悪戯心が湧いた。
「いま、横の門から男性が出て行きましたが…何か変わったことがあったかと思っていました。息子さんですかね…」
私は封筒の中を覗く振りをしてさりげなく聞いた

「えッ…ああ、ご用聞きの…さ、酒屋さん、です」
と女が慌てて答える。
「ああ、そうでしたか…あの、専務に確認します。
電話、お借りします」
私が言うと女は
「確認ですか、本当です」
とムキに言った。

「あっ、違うんです。お宅まで伺って、違う書類を持って帰ったんでは、子供の使いですから…書類の中身を確認するんです…私、叱られますから」
「ああ、そのこと?私、てっきり…恥ずかしい!誤解してました。ごめんなさいね!…どうぞ」
女はきびすを返して玄関に戻って行く…

女の後ろ姿も官能的だった…
「あの、奥様でいらっしゃいますよね?専務の。…びっくりしました、お綺麗な方で、それに…お若くて…魅力的で…」
私は後ろから呟いた。

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