「はぁ!!はぁ!よし、次で最後だ…。」
「あぁ〜ん。もうおしまい?もっともっとちょいだい………そう、はぁあん。ああ、いいわぁ〜!あ!!激しくしないでぇ!!ああん!!」
律子は内股になり、耳を塞いで喘ぎ声を聴かないよう努力したが、義父の呻り声や、相手の喘ぎ声、挿入が始まったパァン、パァンという肉体音。
それらが塞いだ耳から容赦なく入ってくる。
自然と股が開いて、指が下着に這う。
片方の手は数式の答えを書き終え、次の問題に移ろうとしていた。
しかし、証明問題に差し掛かった頃、
律子は喘ぎ声に耐えれず、達した。
「―――――――っぅ!!!あ…!!」
体がびくっと跳ねた。
反動で手からシャープペンシルが落ちた。
解答欄には芯の跡だけが残っていた。
律子の下着が再び湿った。