「孝ちゃん、エビフライ美味しかったよ〜又まゆこに、作ってね」
「ああ、いいよ。いつでも作ってあげるからね」
「孝ちゃんは、優しいね!保育園の男の子も、孝ちゃんみたいに優しかったら良いのになぁ。」
「優しくないのか?」
「まゆに、いっつもの意地悪するの!嫌な子なんだ」
「意地悪?どんな?」
「すぐにちよっかい、して来るの!嫌な事言うし。からかうのよ」
「それって、まゆこの事好きなんだよ。まゆこに構いたいんだよ。」
「うそ〜やだよ。まゆこ光太嫌いだよ。」
「孝ちゃんも、まゆこの事好きなんだよ。イジワルしてもいい?」
「孝ちゃんが、まゆこを…」
「好きな子を、構いたいんだよ。だから、光太の気持ち孝ちゃんには分かるよ。」
「孝ちゃんなら、まゆこいいよ。まゆこも孝ちゃん好きだから」
「まゆこ…、まゆこはいい子だね。」
「じゃぁ、今から一緒にお風呂に入ろうね」
「いっぱい、まゆこで遊んであげるからね」
僕は、優しく微笑んだ。