僕は愛に悟られぬように姿勢を変えたが、愛の手はそのままついてくる。
「お兄さん〜勃起してるわ…愛をセックスの対象にしてるの…都は満足させてないの」
「ゴメン、ゴメン愛ちゃんが可愛いから…」
「いいわ…私いつもお兄さんのお世話になって心苦しいの、抱いて」
「そんな事は出来ないよ、血は繋がって無いが妹を抱けないよ」
と言いながら愛の業とらしいセックスの欲望を見せられて、妊娠してる今ならやり得かな…一瞬心をよぎった。
愛は妻の都より小柄な身体だけど、何となく男を惹き付ける雰囲気を 漂よわせている。
下世話でいう好きそうな女、やらせてくれそうな女みたいな感じを与える。
現に今まで3人の男の後始末をさせられた。
チンピラ風、年上の妻子持ち、出会い系でできた紐男、3人目を金で解決して田舎の両親と都に誓った事が、今度過ちを犯したら田舎に帰るという約束だから妻の都には相談出来ず僕に相談しにきた訳だ。
その僕とも早くもセックスの欲望をギラギラさしている。
淫乱なんだろう。