「(く…るし…)」
私、森永沙月 は
満員電車にのっていた
いつもは少し早いので行くから、満員にはならないけど、今日は寝坊してしまい満員に出くわしてしまった
「(こんなに苦しいんだ…)」
そんなことを思っていると
【スッ】っと、太ももに何かが当たった
「(ちょっと気になるけど、満員だからしかたないかぁ…。我慢しとこ)」
一度は踏ん切りをつけたが、太ももの感触は“触れる”から“撫でる”動きに変わっていた
「(うそ…ち、かん?)」
最初は電車の動きに合わせて動いていたが、だんだんと関係なく動いてきた
それはやはり手ようで、指を使いながら、今度はお尻の方を触ってきた
「(やっぱり、痴漢だ…。どうしよう…怖い!!)」
沙月は恐怖に支配されていた
徐々に大胆になってくる痴漢の手。
すると、急に下着の上から穴に触れた
「やっ」
沙月は小さな声をあげたが、電車の音にかき消されていた
ジワッと愛液が溢れだす
そう、沙月は感じてしまっていた
「(私…なんで……)」
手は沙月の溝を下着の上から撫でた
「んん…ふ…」
「感じてんの?」
「!?」
痴漢は沙月にそう聞くと、前から手を回し、直接クリトニスを触った
「あっ、ダメっ!」
沙月は小さく抵抗したが無駄だった
手は沙月のクリトニスを擦り、摘まみ、震わせる
「あっ‥やぁん…んん…ん」
段々力が抜けていく体で、沙月は振り向いた