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あるSM嬢の物語 4

琴音  2005-12-18投稿
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一ヶ月後。体験入店を終えたアタシは正式入店をせず退店した…

理由は“プレイがハード過ぎるから”

この店は素人M嬢専門店。他の女の子が出来ないプレイをやりすぎたためだった。

SMクラブには自動延長の店があって、お客様にプレイを心行くまで楽しんでもらいたいという名のもとコールがないのだ。そしてこういう店はオプションがほとんどない。

オーナーはオプションが数広くある店にしたらとお店の紹介までしてくれた。

言われるがままに受けた店は見事玉砕した…。今思えばあたりまえだけど、軽くショックだった。

そしてまたしても自分で適当に受けた店がヒットした。男性マネージャーの店。行ってすぐお客さんが来たらしく、私は待機所に通されて規約を読まされた。まだ面接もしていないのにだ。

バック率は最初の店よりよく、自宅待機も可。願ったり叶ったりの条件に嬉しかった。

マネージャーは規約について簡単に補足をして即採用。写真に移った…。この写真撮影が苦手なアタシにとってこれは拷問のような時間だった。

キャピキャピした前の店と違ってこの店は女の子の平均年齢もやや高く、居心地がよかった。マネージャーはここでSM嬢としてのイロハを教えてくれた。

まずグリンスというものを渡された。何をするのかと聞いたらびっくりしていた。前の店ではこんなものなかったから…

それから客は汚いと思えと言われた。客が使う道具はコードまで消毒で拭く。そして体はグリンスで洗う。そして自分もきちんとグリンスで洗えと。汚いのはお互い様綺麗な状態で夢を売れと…。

なるほどと思った。確に見ずしらずの人と何かをするのはリスクが高い。お客様にしろ何人も違う男を相手にする嬢はいやだと思うはず…。

風俗…これは夢を売る立派な商売なんだと

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