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危険予測ディスカッション

 2006-04-11投稿
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その日の教習が終わり、家に帰る亜希。帰るなり自分の部屋へ行き、ベッドに横たわる。
…欲情しちゃった。だって、あんな狭い個室(?)に男女が二人っきりなんて…。てゆーか私って手フェチ?!いや、なんか雰囲気に惹かれてるんだけど、特に手に目が行くってゆーか…。
亜希は完全に長谷川にハマってしまった。
それから何回も車学に通い、先生について少し詳しくなった。
長谷川圭介。歳は38。25くらいかと思ってたけど、もうすぐ40になるという。驚きだよ。見た目はホントに若い。そして奥さんはいるけど子供はいない。好みのタイプは………年上の女性。これを聞いた時は泣きそうになった。どんなに努力しても、それだけは無理だもん。奥さんも、年上なんだって。
そして第2段階に入り、路上に出るようになった。
路上運転中。
「田中」
「はい?」
「お前、彼氏いるの?」
長谷川は、いつものしれっとした顔で言う。
「…ご想像におまかせします」
「いないな」
「…ムカッ」
「え…いんの?」
「…ご想像におまかせしますってば」
「じゃあ、いない」
「…ムカツク」
「何だよ?!」
「いないけど…当たってるからムカツクんですっ!」
「はぁ?お前…(笑)」
「な…何ですか…?」
「ほんと面白いな。生徒の中で、一番乗ってて楽しいの、田中だもん」
「…///」
嬉しかった。最高に嬉しかった。それがたとえ、女としてでなく生徒としてでも、嬉しかった。

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