肩甲骨の下から脇腹に掛けてまた別の性感帯が走る。いわゆる、くすぐったい部分が性感帯と思えば間違いない。
左右均等に当てていく。
「ちょっと、失礼。靴を脱がさせて頂きますね。
私は二本の電マで、耳の付け根、うなじ、首から肩、肩から乳腺…乳首に向かって…首を挟んで電マを交差させるように這わせた。
「どうです?凝りが取れて気持ちいいでしょ」
「ホントに…安らぐ…というか…私、も少し強くても…いい、かも…」
私は振動を「最強」にして思わず手元が狂った振りをして、乳腺上を乳輪と乳首に延長させた。
「あ、失礼。振動を強めると…どうしても手元が」
私は10回に1度の割合で乳首に当てた。
「こ、この辺り…にはよくお見えに…なるん、ですか…」
女はかすれがちな声で話掛けで来た。
女の首から上、露出した部分の肌がピンクに染まって来た。
感じている証拠だ。
「私ですか?あまり来ませんが、今日はちょっと…私共の会社では、お客様の秘密は絶対厳守ですから…それと私、電マ専門にマッサージ資格で、お客様のお宅に呼ばれるものですから…それに本業じゃ無いんですが、アダルト品をお届けに…」
今や女は乳輪に電マを当てても抵抗はしなかった
「アダ…ルト品…ですか」
「ええ、アダルト品が静かなブームと言いますか、
いわゆる、大人のオモチャやエッチ下着ですが。
大人気でして、本業が押され気味ですよ」
「電マ…専門の…マッサージ…個人の家に…呼ばれて。…大人の…オモチャって…電マ…と違うの」
「電マとは全く違いますよ私が、専門と言うのはですね…いかに性能のいいマッサージ器を作ってもツボを揉みほぐさないと疲れは取れないんです」
私は、背中側から女の乳房を中心に電マを這わせた。
「結局、女性の場合、乳房の重さが肩に負担をかけて肩凝りを起こすんです…肩が凝ると筋肉が首を引っ張る、首は顎を引っ張る。従って歯痛を起こす。繋がってるんです」
「なる、ほど……ですね…電マ…専門のマッサージ…さんって…料金は…お高いの…」
「そうらしいですね!…でも私は…会社員ですから給料は会社から頂きますから。電マを買って頂いた方に無料で、やらせて頂いてます」
「買った…人には…無料…で?…いつ、まで…」
「あははは、いつまでって…期間はありません。…このお付き合いが…新製品を買って頂いたり、新しいお客様を紹介してくれる訳ですからね」