「倉真くん。乱暴しないでね?携帯の会話も録音してあるからね。」
「あ!?何言って……!!!」
―――倉真くん、私には嘘吐かないで。
先生の家にいる…。―――\r
「先生とあなたのことバラしちゃうよ?」
「俺にどうしろってんだよ!?」
「…死ぬまで…私と一緒にいて。ただそれだけなの。」
三春の眼は唯一点、倉真のみを見つめていた。
「ねぇ、先生としたの?どんな風にした?私にもしてよ。」
三春はベッドに倉真を寝かせた。抵抗しようにも利香と佳乃が美月の服を破き、裸に剥いていたため、そちらを助けようと意識を向けていたのだった。
「澄越、どけっ!」
突然、律子の義父が美月の乳房にしゃぶりついた。
「いやあぁ!倉真くん、助けて!」
「美月っ!」
三春は倉真にキスをした。
「あの女の名前なんか呼ばないで。」
倉真は手を出しそうになったが、先ほどの脅しが抑止力となっていた。
「お前の言うこと聞けば、録音した会話は消してくれるのか?」
「ううん、公表しないだけだよ。だってあの女が新島さんのお父様のペットでいるためにもあの会話は必要だから。そんな事より、私もう我慢出来ない――!」