?「京平様。明石霞です。主人と子供は出掛けて私が一人です。
お返事メールありがとうございました。
……音楽がお好きで、
良かったです。
時間帯は、如何ようがよろしいでしょうか、教室を休みにして、生徒達に知らせますので…霞。」
?「あのぅ…霞さん!
さっきのあなたからのメールは私のメール、良く読んで頂いて意味をご理解の上でのメールでしょうか?
そういう意味でしたら真剣に考えます。
どちらか決めますのでお答え下さい、昼の私と夜の私と…霞さんはどちらがよろしいでしょうか」
と、少しイラつきながらメールを作成して送信した!
来週、本橋課長が福岡支店でリストラを通告し、再来週には井上係長が仙台へ、その次の週には明石部長が大阪支社でリストラを発表する。
その三人がそれぞれ出張して家を留守にする間隙を狙って妻を凌辱する。
私のリベンジ、「私刑」の一段階目が始まる。
しかし、明石の妻、霞へのアタックが思うように進んでいない…
一時、計画変更をしたように明石部長の妻、霞に対しては方法を変えざるを得ないか…
第一、これまでのメール交換によっても私の性感に訴えるものがない。
つまり、凌辱するもなにも私のペニスが勃起しないのだ!
地獄の使者明石部長、待ってろよ!
私は踏ん切りをつけて計画変更に集中するために一先ず霞との繋がりを断ち切ることにしてメールを作成した!物事に迷いは禁物だ、例えそれが間違ったとしても後悔をしてはならない!
?「明石 霞様。
メールお待ちしましたが、お返事は頂け無いようですね。私はあなたからの質問には私なりの考えをお伝えして回答したつもりです。にも関わらずあなたからツボを得たお返事は頂けませんでした。
それにあなたからお礼を言われる程のこともして居ません。通常パターンですとあなたがコンビニで書いた書類でご主人をゆするか…あなたをラブホテルに連れ込むか、風俗で働かせるか、そんな世の中です。
私が何か、そのような振る舞いをしたでしょうか…私が恩義を売ったならともかく、お礼を…と私が辞退したにも関わらずメールを頂き、それに対するお返事は頂けない。
今後は、学校復帰を決めた悟君と共にあなたが言われる、お三人で幸せなご家庭生活をお過ごし下さい。それに越した喜びは私にはございません。
御一家一同様のご多幸を祈ります。 京平。」
私は、一気にメールを書き、誤字脱字も確認せずに送信ボタンをクリックした!