「『またイキそう』…か!霞さん、『イク』って言葉を覚えましたね…」
私はピアノ椅子の上で回転してベッドを向いた。
「京平さん…違いますイクって、言葉じゃなくて…感情です。…私、判りかけた気がします!…お世辞は言いません。…京平さんのピアノ、感情があります」
と言って霞はノロノロとトイレに立った。
私は向き直って、ロンドンデリーの唄を弾いた…
エレクトーンとは鍵盤の位置が違うため当初上手くいかなかった…
何度目かにスタートが出来た
霞が私の背後に立った。
両肩に手を乗せて霞の指がリズムをとる。
「お上手だわ…」
自分で下手と判る。
霞が背中に体を密着させてくる…
「トーンの指使いだから…下手くそです。 もう 10年も弾いてない。、霞さん」
私はバカバカしくて、言い澱んだ。
「何ですか…
「…チンポ…触って…」
暫くあと、霞の手が横腹からペニスを握った。
ゆっくり手をコく…
気持ちよく曲が弾ける…
「舐めたら……ダメ?」
「いいけど…ペダルが踏めないよ…」
弾くのを止めて言うと霞はそれでも窮屈な隙間に体を入れ、私の脚の間に体を割り込ませた。
そして、ひざまずく…
「ちょっと待ってて…霞さん…」
私は三脚の固定カメラを、私の顔は写らぬように真横にセットした。
「全てを記録しないとね…はい、どうぞ!」
椅子に座って霞に言った
霞は伸び上がるようにしてペニスを飲んだ…倒しては裏筋を舐めた。
私は腕を伸ばしてピアノを弾いて見た…
弾けた。
好きだけど下手な、オリーブの首飾りを弾いた。
「ねえ、霞さん、私の下手なピアノより、霞さんのピアノ聞きたいよ…後ろからオマンコしながら。…鍵盤に手をついて、お尻を出して!」
「後ろから?ですか…」
脚を開かせ後ろから挿入した。
…ハぁぁぁ〜アアア〜…
霞はのけ反った。
「京平…さん!こんな…セッ、オマンコも…あるの…ね!…これ、も…初めて」
と言った。
やがて、淫靡な音が聞こえはじめた…ペッタ、ペッタ…肉が肉を叩く音だ。
ペッタ、ペッタ、ペッタ…
「ヤらしい音。霞さんのオマンコが悦んでる音…」
「悦んで…ます!あ〜」
「このまま…ピアノを弾いて聴かせて下さい…」
私は小柄な霞の腰を引きつけ椅子にかけた。
…碧きドナゥが響き始めた。空中に浮いた霞の足が反射的にピクつく。私はその都度、ペダルを踏む