「はぁはぁ…ん…は」もぅ…だめぇ… 紗月は、半ば意識がもうろうとしてきた。 「紗月…可愛い」ちゅ…「んぁ…は」とても優しいキスだった。「…ごめん…痛かった?」ゆきは不安そうな顔で聞いた。紗月は笑い出してしまった。「ふふ…っ変なの…あたしの心配するなんて…てゆーか、ゆきと会ったばっかだよ?なのに」ゆきはいきなり顔を赤くして後ろから紗月を抱き締めた。「っ…俺…本当はココに紗月がいるの知っててココにきたんだ」「…ぇ…どういう事?」「俺…姉さんと紗月が話して仲良くしてるのを?年前見て…一目ぼれしたんだ…紗月の事…ずっとずっと好きだった…」「…!ぇ…!ぅそ…」実はゆきは、?年前に友香と紗月が一緒の所を見てそれから紗月を一途に見つめていた。「ずっと…ずっと好きで…来年紗月は高1だし…彼氏の一人出来たっておかしくないし…他の男なんかにとられなくないし…ブツブツ」…ずっと…?あたしを…あたしの事を…見てくれて… 「ぅ…」「!?なっ」 紗月は泣き出してしまった。「ぅう〜ッひっ…う…」「な…泣くなよ!?おい…紗月!?」ゆきはオロオロしている。「だっ…だってぇ〜ゆっ…ゆきがぁぁ〜そんなことゆぅからぁ〜」「…好きだょ。紗月が…ずっと…好き…紗月…可愛い…」ちぅ…「んん…は…あたしも…ゆきの事…好き…ちゅッ…こんな時だけかわいくなるんだから…」ちゅッ…ちゅぅぅ…「ずっと…この唇が欲しくて」「ぁ…っ」「やっと…俺のモノになった…」「ん…じゃあ…ゆきもあたしのだからね?んっ…」 「クスッ…当たり前じゃん?もっと…俺を求めてよ…」