夫婦で会社を経営する惠子夫妻。だが、子供に恵まれず後継者が欲しいと言う。
俺の任務は惠子を妊娠させること。が、ただ妊娠させればいいという風には思わない
重要なことを言っておかねばならない!
惠子の足首を掴んだまま座椅子に座り直した……
誰も、テーブルの下には気づかないだろう。
破いたパンストから露出した惠子の足指を愛撫しながら言った
「…遠くの知らない町に?行きたい!奥さんと。……でも、ただセックスだけの為に行くのは嫌ですよ」
「どう言う…意味?」
「生まれる子供の為に行くんです。
奥さんは愛する男と行かなきゃならない。
愛する男の子供でなきゃならない。……間違いで生まれた子供じゃいけないんです。どこの誰かも解らない男の子供じゃいけない」
「……サ、トル…」
「私と…恋人として行きますか。もちろん私も奥さんを愛します…私の愛の形はセックスだけですけど」
「もちろん…サトルは恋人…嘘は言わない!…愛の形も、……それでいい」
「そして。………恋人同士の終わりも決めて置く!…恋人期間は『奥さんが妊娠するまでの期間』」
「それを…今言うのサトル…切ない!…セツナ スギル」
「自分は切ないと言う。…私に、切なさがないとでも?…倍はある!。…でも期限があるから…燃える!知らない町で密度の濃いエッチをしたい!…社長のお言葉じゃないけど…奥さんのオマンコに、いっぱい精子をぶちまけたい!」
「…サトルの気持ちも判らずに私、間違ってた!…そうでした!
その期間を大切にして、私、燃える!サトルも私を愛して!…私の中に…いっぱい欲しい!いっぱい下さい…」
「恋人契約成立ですね…こうして奥さんの足、触りながら…すき焼き頂きます。…今はここしか…」
「触ってて!…離さないで…でも、汚れて、ます」
「汚れてたり…汗かいたところ、好きだって言ったでしょ。そこの匂いとか…色とか。…アルカリ性に近づきます」
「私、本当に汗っかきだから!…恥ずかしい位!」
「今…オマンコも?…腋の下とか…舐めるの好きです」
「…どちらも…汗、…かいて…ます 」
惠子は小さな声で恥ずかしそうに言った…
「舐めてあげたい。綺麗にしてあげたい…」
惠子は切ない目で首を振る……。
専務室に戻り、体温測定など要請して、「会う時はパンストのスペアと…裾の広がったスカートがいい。かも」と俺は言った。
「そうします…」
背中越しに聞こえた。